「連射装置を作る①」に訂正を追記(09/11)

方針を決める

対象ゲーム

アーケードゲームは基板や筐体によって仕様が異なるため、アプローチを決めるためにまず動かしたいゲームを決めます。

そこで個人的に思い入れのある

  1. セガ バーチャファイター2 / 3tb
  2. 東亜プラン BATSUGUN Special Version
  3. ライジング バトルガレッガ
の4つが遊べる環境を目指すことにします。
(全部手に入れられるかはまた別の話)

アーケードゲームを家庭で遊ぶには

ゲームセンターでお金を入れて遊ぶアーケードゲーム筐体はモニター・コントローラー・電源等で成り立っています。
今回筐体の搬入は(ひとまず)できない想定なので、他の方法で動かす方法を模索します。

いきなり細かい話が出てきますので、面倒であればパパーっと読み飛ばしてください。

モニター

水平走査周波数というものが何かはひとまず置いておき、
セガのバーチャファイター2,3tbは水平走査周波数が約24.4KHz。
BATSUGUN とバトルガレッガは約15.7KHzです。
これらに対応するモニターが今ではかなり入手しにくくなっています。

現在はTV・PC用ともに液晶モニターが主流ですが、
液晶モニターの多くはVGA以降の解像度に対応するように作られています。
VGA(640×480/60Hz)で約31.4KHzのため、31KHz以上の周波数しか映らないモニターが多いのです。
この場合、基板とモニターの入力コネクタをつないでみてもタイミングが合わず映りません。

変換ケーブルを作るだけではだめ

PC-9801対応の古い液晶モニターの場合は24KHz対応とカタログに記載されていますが、PC-9801は約24.8KHzのためバーチャ2/3tb(model2,3)の約24.4KHzは映らないことも多いのです。
※以降、周波数表記の際の”約”を省略します

三菱製液晶モニターなど、ドライバICによっては(定格外で)model2,3が映る液晶モニターもあるようですので、バーチャファイターだけ映したいのであればそれらを入手するという選択肢もあります。
しかし今回は15KHz基板も動かすという目標もあり、大型で15,24KHzに対応している液晶モニターは業務用のお高いものか一部の古いモデルを中古で探すかしかないように思います。

そこでまずは15KHz/24KHzから通常の液晶モニターで映る31KHz以上にアップスキャンするコンバーターを使ってみることにします。
信号を変換する分だけ遅延が発生する可能性がありますが、仮にプレイに支障があるほど遅延した場合はプレイ動画を録画する際に活用すればいいのです。

もし遅延に我慢ができないようであればCRTモニターを購入するしかありません。。

コントローラー部分

今回動作させたいゲーム基板はすべて基板とボタン・レバーを単純に線でつなげれば動作します。
USBを使ったゲーム機やスーファミなどのようにシリアル転送の場合は大変なのですが、単純につなぐだけであれば簡単にできそうなので工作してみることにします。

想定ゲームのうち最もボタンが多いゲームはバーチャ3tbの4ボタン。でも実際に使用する数ではガレッガの方が多くなるはずです。
バトルガレッガを快適に楽しむには通常の3ボタンの他に数段階の連射/ボム連/A+B+C同時押しなどのボタンが追加で必要なためです。
そこで入手のしやすさも考慮して8ボタンがついている家庭用アーケードスティックを流用することとし、それでもボタンが不足したら後で考えることにします。
最近のアケコンは業務用パーツが使用できるため操作性も問題ないでしょう。

電源

電源というのは家庭用コンセントから来ているAC100Vから、基板を動かすために必要なDC+5V/+12V等を作ってくれる装置のことです。
アーケード筐体用の電源は高価なので、価格を抑えるためにパソコン用のATX電源を流用することにします。
セガmodel2,3を動かすため+5V/+12Vの容量には余裕のあるものを選択。
負荷回路を加えないと電圧が低めに出てしまうこともあるようですが、とりあえず試してみて、もし動作に支障が出たら何か対策を考えることにします。

セガmodel2,3を動かすために必要な3.3v電源は芝商事の電源付JAMMA化ハーネスが手元にあるのでそれを使います。

まとめ

市販のコントロールボックスに相当するものを工作して作成することにしました。
市販のコントロールボックスは簡単に動作させることができて実績もある反面、お値段・スペース・電源容量などいくつかデメリットもあります。
液晶モニターへは同じくアプコン経由で出力することになりますから、遅延もあるようですし。

こういった市販品のデメリットを解消した、自分にとって使い勝手のよいコントロールボックスにしていきたいです。

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