「セガ モデル2/3基板(フィルターボード)のピンアサイン」を追記(1/29)

配線について(小ネタ集)

アーケード基板を遊ぶ環境を作った際の小ネタ的なノウハウをいくつか挙げてみます。

JAMMAのエッジコネクタ1ピンあたりの定格電流

メーカーさんによって1ピン当たりの定格電流が2A/3Aなど違いがあるようです。
いずれにしてもセガmodel2,3では+5Vに10A以上流れるようですので、+5Vを1ピン/2ピン接続しただけだと定格オーバーになってしまいます。
MODEL基板をJAMMA化するとエッジコネクタが焦げるという情報を目にしたことがありますが、おそらく定格オーバーが原因だと思います。
しっかり十分なピン数接続して分散させるようにしましょう。

D-SUB15ピン(2列)のピンアサイン

最終的にコントロールボックス(的なもの)とコントローラーはD-SUB15ピンケーブルで接続することになりました。
1P/2Pそれぞれ1本ずつです。

こちらに記した通り、汎用のD-SUBケーブルを使用するのはやめて自作のケーブルを使うことにしています。

配線見直しと下準備

ピンアサインは以下の通りです。

連射装置やコマンドコントローラーをつなぐことを想定して、V-SYNC信号と+5Vもつないでいます。
(普通に遊ぶだけであれば必要ありません)

また、1P側と2P側では同じピンアサインにしています。
このため、1P用のコントローラーを外して2P側のコネクタに接続すれば、そのまま2P用のコントローラーとして使用可能です。
(2P側に接続してコインボタンを押すと2P側にコインが入る)
同じピンアサインにすれば知人宅にコントローラーだけ持って行って遊んだりもできるということですね。

また、コントローラーを外してコマンドコントローラーを接続することも簡単です。
コマンドコントローラー部分はD-SUB15ピンコネクタから先を作っておき(D-SUB15ピン⇒簡易コントローラー⇒Arduino)、接続する際はコントローラーを外してコマンドコントローラーを接続するだけです。
このように自分規格を決めて作っていくと、一度完成した部分には手を入れなくて済むため後々の労力が節約できます。

D-SUBコネクタ配線のコツ

当初、コントロールボックス側とコントローラー側はD-SUB15ピン(メス)を使用し、ケーブルは両端がD-SUB15ピン(オス)のケーブルを使用しようと考えていました。
万が一コネクタのピンが折れる可能性があるのはオスコネクターなので、折れたらケーブルだけ交換すればよいと思ったからです。
しかしD-SUBコネクタのピンはまず折れませんし、何よりこれだとものすごく手間がかかるんですよね。

D-SUBコネクタはメス⇔オスメス⇔オスという風に使いましょう!
コネクタに小さく記載されているピン番号の通りに接続していけばOKなので楽です。
 

メス⇔オス⇔オス⇔メスという接続をするとコネクタ記載のピン番号の通りではなくなり頭が混乱します。

また現存しているのかわかりませんが、市販の汎用ケーブルを使用する場合はストレートケーブルを使用しましょう。
クロスケーブルだと互い違いにしているピンがあるため思った通りに接続できずおそらくハマります。

電源の選び方

PC用のATX電源を流用する場合、500Wや700Wといったトータル出力が気になってしまうと思います。
でもアーケード基板を遊ぶ上でトータル出力はそれほど重要ではありません。

以下はネットで拾ったとある電源の出力表です。
パーツメーカーのホームページや、製品の箱には出力表が記載されていることが多いため、できれば購入前にチェックするといいと思います。

見るべきポイントは3つあります。

  • 必要な電圧の容量(赤枠)
  • アーケード基板では主に+5Vを使用します。
    この容量が大きいものにしましょう。
    バーチャファイターシリーズでは12A以上使用するとも聞きますので、15A以上を目安に探すと良いかもしれません。

  • 使いたい電圧が最大何アンペアとれるのか(青枠)
  • この出力表では+12Vが384Wとれるように記されていますが、20A*2という取り方しかできません。
    40A*1という取り方はできないため注意が必要です。
    同様に+3.3Vと+5Vあわせて160Wまでしか取れません。
    最近のATX電源は電源容量も大きくおそらく問題はないと思いますが、このあたりも注意して電源を選択するとよいと思います。

  • 必要な電圧が取れるかどうか
  • 例えば上記出力表の電源からは-5Vは取れません。
    一部の-5Vを使用するゲームは遊べないということです(例外あり)。
    自分が動かしたいゲームで必要とする電源が取れることを確認しましょう。
    もし取れない電圧がある場合は、別途そのための電源を追加する必要があるかもしれません。

最近の電源は消費電力を抑えるため(≒ファンの回転数を抑えるため)に使用していない分は絞る傾向にあるようです。
負荷をかけないと基板を動かすのに十分な出力が出ないケースもあるようですので、もし動かなかったらそのあたりも疑ってみるといいかもしれません。

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